はじめに
「移動平均線(EMA)」の学習を進めていくと、チャート上でよく出てくる、クロスに注目するようになります。
特に「短期EMAと長期EMAが交差したときにエントリーすればいいのでは?」と考える初心者の方も多いでしょう。
今回は、EMAクロスの見方と、エントリーポイントとして本当に使えるのか?を、図解付きでわかりやすく解説します。
「クロス」とは何を指す?

クロスとは、2本の移動平均線(たとえば短期EMAと長期EMA)がチャート上で交差することを意味します。この交差が売買のシグナルとして注目されるのです。
EMAとは「Exponential Moving Average」の略で、日本語では「指数平滑移動平均線」と呼ばれます。これは、より直近の価格に重みを置いて平均を出すタイプの移動平均線です。
たとえば、5日間のEMAは、直近の価格に大きな比重をかけて計算されるため、単純移動平均線(SMA)よりもチャートに対する反応が早く、トレンド転換をいち早く捉えやすいのが特徴です。
ゴールデンクロス
短期移動平均線(赤)が長期移動平均線(黒)を下から上に抜ける現象です。
これは「上昇トレンドへの転換サイン」とされ、多くのトレーダーが買いポジションを検討するタイミングでもあります。
- 相場が底打ちし、上昇基調に転換
- 買い圧力が強まってくる場面
- 短期・中長期ともに右肩上がりになると信頼性が高い

デッドクロス
短期の移動平均線(赤)が長期の移動平均線(黒)を上から下に抜ける現象を指します。
これは「下落トレンドへの転換サイン」とされ、売りやポジション解消を考える重要なタイミングとされます。
- 天井を打ち、相場が下落方向へ向かう兆候
- 売り圧力が強まる場面
- 特に中長期線も下向きなら要注意

結局EMAのクロスでエントリ-していいのか?と言いますと、もちろん、していいです。しかしクロスしたからっといって、何でもかんでもエントリ-してはいけません。
それとまず、上がりやすい、下がりやすい、であって100%じゃありません!いきなり逆方向に行ったりとかはしょっちゅうです。
このチャートは「AUD/JPY」の1時間足で、以下の3本の移動平均線(EMA)が表示されています:

まずは、このゴールデンクロスのロングのパタ-ンを、とにかくフォレクステスタ-で、この後どう動くのかを、何回も練習してください。

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